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2022/09/12

「起業は人生最高の意思決定。挑戦する人を応援したい」 南場智子とデライト・ベンチャーズが目指す起業家ファーストの支援

「起業は人生最高の意思決定。挑戦する人を応援したい」 南場智子とデライト・ベンチャーズが目指す起業家ファーストの支援

デライト・ベンチャーズ創立3周年記念 マネージングパートナー鼎談(ていだん):南場智子 × 渡辺大 × 浅子信太郎

デライト・ベンチャーズは、2022年9月に創立3周年を迎えました。これを機に3年間のあゆみを振り返りつつ、デライト・ベンチャーズが目指す起業家支援のあり方について、マネージングパートナーの南場智子、渡辺大、浅子信太朗の鼎談(ていだん)を実施。起業家、経営者として、さまざまなチャレンジと失敗を経験してきた三人だからこその思いと、起業家に対する応援メッセージを届けます。

機が熟して、デライト・ベンチャーズが生まれた

南場:2019年に「日本のスタートアップエコシステムを躍進させよう!」と立ちあげたデライト・ベンチャーズも早3年。この間、たくさんの起業家を支援することができたし、経団連などを通じて提言もできて、実りの多い3年間だったなあ。なんといっても、素晴らしい起業家たちに巡り合えたしね。個人的にも、「私も頑張って切磋琢磨しよう!」「自分たちを超える人に出てきて欲しい!」という気持ちで前に進めて、とても楽しかったし、エンジョイしてます。

渡辺:デライト・ベンチャーズの立ち上げを振り返ると、2017年頃までにシリコンバレーの現状を目の当たりにしたことが原点になっています。当時、シリコンバレーのスタートアップエコシステムによるイノベーションは世界の主流になっていて、ものすごい勢い。アーリーアダプターだけの小規模なエコシステムが世界の経済を引っ張っていて、なんなんだこれは!と衝撃を受けました。一方、日本は人材が流動的ではないし、スタートアップがとても少ないし、エコシステムは全く働いていなかった。

そんななか、新規事業にチャレンジして自信をつけた社員がどんどん退職して起業していくDeNAは、会社の中にシリコンバレーのエコシステムがあるような特殊な会社でした。社員が終身雇用のつもりで働いていないのはもちろん、成果を出して飛び立つ人を応援する姿勢がある。

南場:「このアセットをDeNAのなかで閉じるのではなく、積極的に開放して日本全体のスタートアップエコシステムの課題解決に生かすことが僕らのミッションだ!」て、(渡辺)大は力説してたよね。

渡辺:ちょうどそのとき、南場さんもスタートアップの支援をしたいという思いがあって、これはもう、やらない理由はないと思った。機が熟していたんでしょうね。

浅子:僕、まさにその瞬間を記憶していますよ。「DeNAは素晴らしい人材もたくさんいるし、南場さんもいるし、お金もある。この会社を輝かせるだけじゃなくて、日本を輝かせなきゃいけないんだ!」って、大さん、めちゃくちゃいいこと言ってました。それを聞いて僕も、「新規事業は何がいいのか」という小さな視点ではなく、もっと大きな視点で世の中を見るべきだとハッとしたのを覚えています。

ところで、3年目の今、あらためてデライト・ベンチャーズらしさを一言でいうと、どんなことだと思いますか?

南場:アントレプレナー・ファースト!

渡辺:イノベーション業界のイノベーター! ベンチャービルダーの仕組みは、日本はもとより世界でも珍しいから。

浅子:うん、たしかに。そして、グローバルチャレンジを応援するVC(ベンチャーキャピタル)。僕と大さんはカリフォルニアを拠点にしているから、世界を目指す起業家を大いに応援できると思っています。

南場:加えて、デライト・ベンチャーズは仲間が素晴らしいと思う。みんな、建前と本音で違うことを言わない。社内での話し合いにマイクをつけて外部に放送したとしても堂々としていられる。起業家に対するリスペクトを持つ、気持ちのいい人たちが集まっていることがとても嬉しいです。

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デライト・ベンチャーズ マネージングパートナー 南場智子

成功者も失敗者も次々とチャレンジを続けられる社会に

渡辺:日本はいまだに新卒一括採用と終身雇用がセットで社会が回っている世界唯一の国。起業のハードルは他国に比べてまだまだ高いと思います。でも、シリコンバレーだって最初から今のようだったわけではなく、1960年代のアメリカは終身雇用が普通だったし、今ではスタートアップ先進国となったフランスもつい5年前まで、優秀な人は政府かエアバスに就職するものだという文化がありました。そうした国々を見ると、文化の転換期は、不可逆的に日本にも起こるはずだと確信しています。

そんななかでのデライト・ベンチャーズの役割は、社会にロールモデルを見せること。企業に埋もれている優秀な人材の「起業できない理由」を排除して、どんどん起業家を輩出する姿を示す。そうすることで、大きな企業に気づきを与えて、結果、社会が変わってゆく一翼を担いたいです。

南場:今、人々が起業を選べない大きな理由が、「自信がない」「身近に起業家がいない」「失敗が怖い」ということ。

「自信がない」。これを解決するために、私自身の経験を通して、起業を目指す人たちにアドバイスをしています。私はけっして特別な才能もなく、多くの課題にぶつかってきたけれど、自分の人生の最高の意思決定が起業だと思ってる。だから、多くの人にそれを体験してほしい。

「身近に起業家がいない」に関しては、デライト・ベンチャーズに繋がりを持った起業家同士が、体験のシェアを通して成長しあっていける場ができています。

「失敗が怖い」。これに関しては、デライト・ベンチャーズは失敗経験者にむしろプレミアムをつけているし、出資の判断をするときは決してマイナスにしないとお伝えしています。私たちは、個人保証など起業家たち自身にリスクを負わせすぎる項目は契約に入れないようにしたいと考えていて、うまくいかなくて起業家本人が株を買い取らなきゃいけないような契約はしないし、それを撤廃する運動もしている。

私たちのそんな想いや姿勢が伝わって、起業が当たり前の選択肢になればいいなと思っています。

浅子: 失敗がプレミアムといえば、ある人の事業失敗談のブログを読んだ南場さんがその方に直接メッセージを送って、偽物と間違われた、という逸話がありましたね(笑)。

南場:自分のさんざんな失敗を公開するなんて、とても勇気がいることだし、日本も変わりつつあるなあって、私も励まされたんだよね。それで、こんにちはーって連絡して、友達になったよ(笑)。そもそも、企業が立ち上げた新規事業でも多く失敗するんだから、ひとりで立ち上げたらなおのこと。当然のことよね。

渡辺:日本の信用は、背水の陣を起業家が敷くことを前提に成り立っているんですよね。失敗に対する負の烙印も大きく、ファイナンシャルな面でも失敗した起業家はペナルティーを受けがち。一方、シリコンバレーですごいなあと思ったのは、そもそも失敗の可能性は高いという前提でセーフティネットがあること。実際、GoogleとかAmazonなどの大企業は、スタートアップで失敗を経験した人を欲しがるし、ビジネスで失敗しても個人破産することはまずあり得ません。

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デライト・ベンチャーズ マネージングパートナー 渡辺大

浅子:僕は30年前にアメリカに来ていて、チャレンジするとか、得意なことを伸ばすという文化に慣れ親しんでいますが、日本とアメリカはやはり違いますよね。

僕自身の信条は、「人生が終わるときに失敗して後悔することはない。でも、チャレンジせずに後悔することはいっぱいある」ということ。実際、いろんな落とし穴にも落ちたし、人一倍失敗してきたけど、とても楽しい人生を送っています。そんな感覚でみんなが自由に、人生を豊かにしながら事業を作っていけたら嬉しいし、その支援をしたいという思いがすごくあります。

「失敗を恐れず、安心して起業にチャレンジできる基地」でありたい

南場:信太郎が言うように、デライト・ベンチャーズは、「起業家が失敗を恐れず、安心して起業にチャレンジできる基地」でありたいよね。基地づくりで大切にしたいのは、できるかぎり、起業家の時間を奪わないこと。私自身も経験したことなんだけれど、起業家って、今この時間も惜しいということがたくさんあるのよ。今週中にプロダクトの方針を決めなくちゃいけないとか、何時までにロゴを作らなくちゃいけないとか……。

それから、自分がどういう事業に育てていきたいのかを軸に考えて欲しいから、できるかぎりシンプルな契約にすること、そして起業家の立場に立って契約すること、上場を急がせないスタンスを大切にしています。「何年以内に上場する」という上場努力義務は出資した人にリターンを出すための約束事であって、事業を大きく育てるための約束事ではないこともあるからね。

渡辺:そもそも起業は上場が目的ではないし、上場してVCが儲かるのは成功の副産物であるべきですもんね。起業家個人に金銭的リスクをとらせない姿勢を貫いているのも、大きなチャレンジをしてほしいから。挑戦が大きくなれば当然、失敗もしやすくなるけれど、ダメージを小さくすれば起業家は思い切ってバットを振ることができ、結果、場外ホームランを狙える。南場さんは自分の起業体験もふまえて、起業家にアドバイスすることはあるんですか?

南場:押し売りにならない程度に、一緒に食事をすることはあるよ。野菜たっぷりのおいしい料理で栄養をとりながらゆっくり話をします。そうすると、彼らもさまざまな悩みを抱えていることが分かるよね。

たとえば、複数の投資家(VCやエンジェルなど)に恩義を感じて、この人の言うことも聞かなくちゃ、あの人の顔も立てなくちゃと、自分がどうしたいのかが二の次になってしまっていることも。そんなときは、「そこまで恩義を感じる必要はないよ。みんなリスクマネー、オウンリスクでやってるんだし、最大のリターンを返せばいいのだから悩まなくていいんだよ」とアドバイスします。

悩みには「自分の腹の底から答えが沸き上がるまでしっかり考えるべき本質的な悩み」と「時間を使わなくていい悩みや迷い」とがあるんだけど、渦中にいるとその違いに気づきにくいよね。自分自身を振り返って、本当にそう思う。そこを一緒に切り分けて行ったり。

渡辺:VCから資金調達をするといろんなことを気にしないといけないですからね。事業の内容やタイミングによっては、VCから調達せずに金融機関からの融資や自己資金で起業したほうがいいですよとアドバイスするのも、僕らの大事な仕事ですね。浅子さんは、起業家にはどんなアドバイスをしたいですか?

浅子:事業が継続できなかったり、つまずいてる人たちには、「いいんだよ、グッドミスであれば次に繋がるよ」ってお伝えしています。チャレンジに失敗はつきものなのだから、しっかり頭の中を整理できてからうまくいかなかった理由を考えて、また次に進めばいい。デライト・ベンチャーズが応援して投資して、結果、失敗したとしても、「また次のチャレンジで成功すればいいじゃない!」ということを伝えたいんです。

僕は基本的に楽観的な人間で、アメリカ人というよりはラテン人に近いとこがあるのかな(笑)。でも、チャレンジすることは素晴らしいと、心の底から思ってます。

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デライト・ベンチャーズ マネージングパートナー 浅子信太朗

デライト・ベンチャーズが読む起業家の未来予測とは?

渡辺:ベンチャービルダーに関しては、実は立ち上げ当初、ちょっと早いかもしれないという恐れはあったんだけど、実際はむしろ、多くの人が必要としていた仕組みだと分かりました。DeNAはもちろん、大企業を含むいろいろな会社から「実はいまフルタイムで働いてるけど起業したいと思ってる」という人が、EIR(客員起業家)募集に殺到しましたもんね。

南場:これはすごいこと。ベンチャー・ビルダーチャレンジ(約5ヶ月間で起業のベースを作り、デライト・ベンチャーズから給与を得ながらスピンアウトを目指すプログラム)の参加者は、DeNA以外出身の挑戦者もたくさん参加しているし、とっても優秀な人が来るよね。いろんな人がいろんなカルチャーを持ち込んで、リーダーになる環境が生まれつつあるなあと実感してます。

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渡辺:キャリアに対する考え方も、この10年で大きく変わりました。たとえば、僕がDeNAに入った2000年頃、「大手銀行を辞めてベンチャーに転職した人」というニュースで日経新聞に取り上げられたほど。でも、その10年後には転職はもはやテック系では当たり前になっていた。さらに10年経った今は、起業しただけで新聞に載ることは、まずありません。時代とともに、ちゃんと成功事例が出てきて、かつ、たとえ失敗したとしても後悔はしていないという例が身近に増えてくれば、起業はどんどん当たり前になっていくでしょう。

僕らとしては、それを加速させたいですね。ただでさえ、世界の他の国に比べてスタートアップエコシステムは遅れているのだから、ほかの国と同じだけ時間をかけて進化していくのでは遅い。加速させて世界に追いつきたい。うん、日本は絶対そうなる。変えていきたい!

浅子:加えて、日本という枠を超え、世界のマーケットを見据えてチャレンジする人たちを応援したいなっていうのが、自分個人のミッション。さきほど大さんが話した「場外ホームラン」がグローバルに結びつくことは多いですよ。

渡辺:うん、僕もピッチの際に、世界に出ていけそうなスタートアップには、投資する会社もそうでない会社であっても、とにかく「海外に行ったほうがいい!」と壊れた機械のように繰り返し言ってます(笑)。たとえば、デライト・ベンチャーズが投資した「TYPICA(※スペシャルティコーヒーのダイレクトトレード事業を展開)」は海外の拠点が最初からあったケースですが、海外の投資家を誘致できるような法人にしたほうがいいとアドバイスしました。

浅子:本当は、日本発のものを外に持っていくより、アメリカのビジネスを日本に持ってくるほうが成功確率は高いんです。でも、僕は日本で生まれて日本人の心を持っているから、そこは日本から世界に向かっていく勇気ある人たちに手を差し伸べたい。そんな個人的な思いも、デライト・ベンチャーズが目指す方向と一致していると感じます。

夢中は素晴らしい! デライト・ベンチャーズから届けたいメッセージ

渡辺:この3年で、想定以上に起業家や投資家に受け入れられたという感触はあります。日本のスタートアップエコシステムを躍進させたいという野望がいよいよ現実的なものとなって、日本に大きな影響を与えつつあるという実感も湧いています。

同時に、これは責任が増えたということでもありますよね。関わる投資家も増えるし、ロールモデル候補としての責任も増えていくから、ファイナンシャルリターンを考えることもとても重要。たんにVCを運営するのではなく、日本を背負っていく組織として成功を積み重ねていかなきゃと。

浅子:僕もそこは大さんと同じ思いです。「そんなに大きくなくてもいいけど必ずヒットを打ってください」という手法ではなくて、「三振してもいいからフルスイングしてホームランを打ってください」というのがデライト・ベンチャーズのスタイルだし、起業家ファースト、事業を成長させることを一番に考えてやることが正しいと信じてやっています。

でも、10年後にリターンが出ていなければ、それは綺麗ごとになってしまう。自分たちがやっていることが本当に正しかったと証明する意味でも、しっかりリターンを出していきたいですね。そして、我々のスタイルを信じて投資してくれる方々のためにも、しっかり結果を残したい。それによって応援している起業家もより輝くし、その大ホームランを見て起業を目指す人が生まれるはず。そんな素晴らしいサイクルが生まれたら、投資リターンの次元を超え、我々もとてもハッピーですよね。

南場:5年後には、日本のスタートアップエコシステムが10×10、頂点も10倍、裾野も10倍になっていることを実現したいな。そして、それを実現するうえでデライト・ベンチャーズの存在や活動が役に立っていたいなって思います。

浅子:僕は面白くてワクワクできる人と一緒に汗をかきたいです。とにかく、いろいろな人にデライト・ベンチャーズのドアをノックしてもらいたいなあ。

渡辺:とくに、社会に実質的な価値をもたらすスタートアップを応援していきたい。サステナビリティや少子化、生産性など、大きなスケールの課題解決に取り組む、社会的使命を持っている起業家に出会いたいですね。

南場:私個人はいろんな人を肯定したいんだよね。日本の教育を受けて育つと、どうしても、みんなと同じレールの上を歩くのが安心だと思ってしまう。そのなかで、レールから外れる勇気は全て称えたい。だから、こういうタイプはいいと断言できないけれど、個人的に長くお付き合いしたいと思うのは、「夢中になってる人」。夢中になるって、それだけで美しいもの。自分が勝つために、成功するために、がむしゃらに駆けずり回ってる人はもう、みんな素晴らしい! 

高校野球だって、地方大会でものすごく頑張ったとしても甲子園に出場できる学校はほんのごく一部じゃない? じゃあ、甲子園に行けなかった野球部にとって頑張った時間は無駄だったのかといえば、けっしてそうではない。目標に向かって、いろんなことを我慢しながら歯を食いしばって頑張った経験は、メンバー一人一人の人生のプラスになるはず。がむしゃらになる、夢中になるってすごく幸せなこと。「夢中の力」は尊い!

渡辺:僕ら3人は、日本のスタートアップのエコシステムを創造するという同じミッションを持ちながらも、好みの事業や企業のタイプはちょっとずつ違っていて、それが強みでもありますよね。大きな事業創造を目指す人に、どんどん来てほしいですね。

南場:幾多の面談のなかで、最終的には投資をお断りするパターンも多いけれど、それはけっして劣後しているわけではなくて、デライト・ベンチャーズのフェーズと合致しないだけ。リスペクトの気持ちは変わらないよね。

浅子:やっぱり南場さんは日本の母ですね。

南場:やめて! 私はまだチャレンジャーです! たとえどんなに仕事が忙しくても、やらなきゃならないことが楽しいのはとても幸せなこと。たとえ事業で失敗しても得るものはいっぱいある。だから、みんな、恐れずに踏み出そう!

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<プロフィール>
●マネージングパートナー 南場智子
1986年 マッキンゼー入社。1999年 株式会社ディー・エヌ・エー創業、2019年 デライト・ベンチャーズ創業。

●マネージングパートナー 渡辺大
1999年京都大学文学部卒業、大手銀行を経て2000年株式会社ディー・エヌ・エー入社。国内での新規事業開発や営業・提携業務の後、2005年から海外事業責任者を担当。 2006年DeNA北京総経理。2008年に渡米し、DeNA Global, President、DeNA Corp., VP of Strategy and Corp Devなど。日本発テック企業による海外進出の厳しさを思い知る。 2019年にDeNAグループを退社し、デライト・ベンチャーズを立ち上げ。シリコンバレーと日本を行き来して日本発スタートアップの成長と海外進出をサポートしている。

●マネージングパートナー 浅子信太郎
南カリフォルニア大学Leventhal School of Accounting卒業後、アーサー・アンダーセンLLPにて監査・税務顧問業務を担当した後、KPMG LLPにて監査担当シニアマネージャーに就任。その後、米国でメディシノバ・インク副社長兼CFOなどを経て、2011年にM&AでDeNAの米国子会社になったngmoco(後にDeNA West)にCFOとして入社。2013年にCEOに就任し、Mobage統合事業本部Westリージョン事業本部長を兼任、その後DeNA本社の執行役員CFOを務めた。現在はセブンイレブン・インクやくら寿司USA・インク、株式会社ユーザベース等の社外取締役を務め、2022年5月よりデライト・ベンチャーズに参画。

⁠取材・文:芹澤 和美(Kazumi Serizawa)
編集:杜多 真衣(Mai Toda)
撮影:小関 晃典(Akinori Koseki)