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「HERP」さんによる、エンジニア採用勉強会を開催しました!

「HERP」さんによる、エンジニア採用勉強会を開催しました!

こんにちは!デライト・ベンチャーズで投資先のご支援を中心に行っている齋藤です。2022年2月22日(火)に、株式会社HERPにてレベニューマネージャーをされている冨田さんをゲストにお招きし、「シード・アーリーステージ企業向け エンジニア採用勉強会」を開催しました。

HERPとは?

「採用を変え、日本を強く。」をミッションに掲げ、スクラム採用を実現する採用管理プラットフォーム『HERP Hire』、スクラム採用時代のタレント管理プラットフォーム『HERP Nurture』を提供されています。

https://herp.co.jp/
現場を巻き込んだスクラム採用を掲げられており、スタートアップでの採用活動にも親和性が高く、デライト・ベンチャーズの投資先でも既に複数社に導入されています。

イベントの企画背景

イベントを実施した背景は2つあります。

HERPさんの「HERP Hire VC連携プラン」との連携

HERPさんで行われているベンチャーキャピタル(VC)の投資先企業向け「HERP Hire VC連携プラン」にデライト・ベンチャーズも連携させてていただいたことをきっかけに、快く勉強会の開催をお引き受けくださいました...!涙

「HERP Hire VC連携プラン」は、HERPが提携するベンチャーキャピタルから出資を受けているスタートアップを対象に、『HERP Hire』の初年度6ヶ月の利用料を無料とする特別プラン(※その他条件あり)です。

https://lp.herp.cloud/vc.html

デライト・ベンチャーズを含めて、本プランに加盟しているVCの投資先はこのプランを利用することができます。

エンジニア採用の課題感

急成長しているスタートアップにとって、事業成長に伴うリソース不足の課題はよく挙げられます。また、少数精鋭のスタートアップだからこそ、人1名の採用が組織に与える影響も大きく、スピード感と採用数だけを追ってしまうとその後の組織づくりにおいてひずみが生まれてしまいかねません。

デライト・ベンチャーズの投資先各社の話をヒアリングしたところ、

・リファラルでは一定やりきったので、媒体やスカウトなどを使いたいが、どう選定していいかわからない。
・CTO中心に現場メンバーも採用活動にコミットしているものの、開発にも力を入れなくてはならないなかで、どんな工数配分がいいのか。
・高騰するスタートアップでの給与水準に対して、どう適応していくのか。何を参考にすべきか。

など、成長しているスタートアップだからこその課題感があり、企業のフェーズごとに共通するものがありました。

そこで、デライト・ベンチャーズ投資先各社の課題を事前に回収し、その内容をもとにHERP冨田さんにコンテンツを設計いただく、というとても贅沢な形で勉強会を開催させていただきました。投資先の皆さんには「明日からの採用に生かせる具体的なアクションをお持ち帰りいただくこと」をゴールに、いい意味で生々しくトレンド最前線の情報をお話しいただきました。その結果、イベント開催後の満足度は本当に高いものとなりました。

冨田さんにもご快諾いただき、お読みいただいた方にもお役に立てればと、内容の一部を共有させていただきます。

イベントでの知見

Q:エンジニア採用において、HR側(エンジニアの専門知識が低い場合)の有効的な初期インプットの方法は?

A:着手初期に組織で学習し、基礎知識レベルや業務水準をグッと上げるのが重要です。なぜならエンジニア採用は超売り手市場で、一定水準以上のことをやらないとPDCAを回したくても市場から反応すらなくなってしまうためです。エンジニアの専門知識が低いなど、基礎的な知識インプットはLAPRAS社の書籍がおすすめです。

https://www.amazon.co.jp/dp/479816531X
Q:エンジニア側の採用への工数捻出について(採用にも関与してほしいが、開発も遅れて欲しくないという葛藤がある)

A:長期的な視点に立つとスタートアップの課題は結局リソース不足の話に集約されるので、そこまで組織の共通認識にした上で、10~20%が目安になると思います。まだカルチャーが定まっていない場合「 そもそも90%が開発に割くリソースの総量で、採用は当然のように一定リソースを割くもの」というカルチャーを作りにいくのがおすすめです。

Q:どの採用手法からプライオリティをつけるか

A:最初の基本のキは、良い人との接点を確保 → 魅力的な説明です。
接点確保は、職種にも依りますが初期のITスタートアップで必要になる人材の場合「リファラル → リファラルのリファラル → SNS+SNSと相性の良い媒体(Meety、note、YOUTRUSTなど)」の順番に考えるのがおすすめです。

Q:なかなか自社に合うエンジニアが採用できない。自社の魅力をうまく伝えられているかわからない。

候補者の方に日々説明してはFBをもらい真摯に改善を図るのが一番の近道です。シンプルですが、現メンバーに聞く・内定辞退者に聞くという方法は一次情報の取得手段としては優れています。

https://note.com/fabichirox/n/n165d5131b418
Q:高騰する給与の市場価格に対しての対応

A:2021年後半からビジネス職含め給与水準が高騰しており今後もトレンドは続きそうなので市況感は要チェックです。特によく競合する企業の給与・オファー水準はよく知っておく方が良いですね。

このように、各社の課題に対して一問十答くらいの密度で内容を考えてくださいました。一部ではありますが、少しでもエンジニア採用に携わる方に参考になれば幸いです。

デライト・ベンチャーズの投資先支援について

デライト・ベンチャーズとして、投資先の方々の課題感やニーズに即した機会の提供やイベントの設計など、投資先にとって実りある取り組みを進めていければと思います。

先月開催した、投資先向けの広報・PR勉強会の開催レポートです

他にも、投資先の合同採用イベントや、投資先限定の各種支援プランも徐々に増やして行っております!
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